Skip to main content
Entoten
FacebookInstagramPinterestYouTube

Menu

Skip to content
  • 作品
  • ブログ
  • 地図
  • Press
  • USA
Sign In Search

最近の投稿

  • 東京オリンピック記念 五輪大根鼠図てぬぐい アユミ・ホリエ
  • Craft from America 2020 at Hankyu Umeda Souq
  • アメリカの手仕事展2019 終了いたしました
  • 革新と色彩:陶芸家リディア・ジョンソン
  • 誠実なうつわ:陶芸家スティーブン・ロルフ

カテゴリー

  • 作家
    • アリス・オグデン
    • アユミ・ホリエ
    • サラ・ニシウラ
    • ジャロッド・ダール
    • スティーブン・ロルフ
    • バーディー・ブーン
    • ナン・ケネディ
    • マーシャル・シーツ
    • マーク・ディゲロス
    • リディア・ジョンソン
  • 陶芸
  • 木工
    • グリーンウッドワーク
    • クーパリッジ
    • バスケット
  • 布
    • キルト
    • トートバッグ
    • ウール
  • ミンゲイ
  • イベント

Recommended Posts

  • Craft from America 2020 at Hankyu Umeda Souq

  • アメリカの手仕事展2019 終了いたしました

  • 革新と色彩:陶芸家リディア・ジョンソン

  • 誠実なうつわ:陶芸家スティーブン・ロルフ

  • うつわを仕立てる:陶芸家バーディー・ブーン

カテゴリー: アユミ・ホリエ

東京オリンピック記念 五輪大根鼠図てぬぐい アユミ・ホリエ

By:
Ai Kanazawa
2020年1月21日アユミ・ホリエ

アメリカメイン州で作陶をしている人気陶芸家アユミ・ホリエが、2020年東京五輪を記念してデザインしたネズミの手ぬぐい。いろいろな国の古いうつわを研究してインスピレーションを受けているアユミは、東京国立博物館に収蔵されている、江戸時代の有田焼染付け「染付大根鼠図菊形皿」をみた際、とても気に入ったのでハガキを買って長い間スタジオの壁に飾っていました。今回はそのお気に入りのお皿を造形に、阪急うめだスークでの作品展示を記念して、てぬぐいをデザインしてくれました。

アユミ・ホリエ 五輪大根鼠図てぬぐい

福神大黒天さまの使いとして親しまれている白ねずみのお皿は、「大根食うネズミ」を「大黒ねずみ」に掛けて描かれたのだそうです。お皿は現在、東京国立博物館の「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」(2020/01-02〜2020/01/26)で展示されています。

染付大根鼠図菊形皿 
東京国立博物館研究情報アーカイブズより(https://webarchives.tnm.jp/)写真をクリックするととびます

アユミの手ぬぐいのネズミは、「大根食う」だけでなく、ねむったり、食べたり、大根を重量挙げしたり、波乗りに使ったりしている愉快な現代ネズミです。現代の宝珠は、ダイアの絵文字となっています。

大黒さまは福徳の神。この「五輪大根鼠図てぬぐい」が、友情、家族、楽しみ、そしてたくさんの愛を本年みなさまに届けてくださいますように、心から願っています。

陶芸家で活動家:アユミ・ホリエ

By:
Ai Kanazawa
2019年4月18日アユミ・ホリエ 陶芸

アユミ・ホリエのプレビュー作品を見るー>

「人の心の柔軟性や、優しさを引き出すうつわを、生き生きと軽快に作りたい」というメイン州に住む陶芸家アユミ・ホリエは、もの静かでユーモラスな友人。

アユミの作品には陽気な動物たちや個性的な文字が描かれ、その不思議な魅力に取り憑かれたコレクターは多く、今では全米に熱狂的なファンがいる。 年に数回オンラインで行われるセールでは、100点を超える作品がわずか30分で完売してしまうほどの人気である。

多くのファンを虜にしているのは、見ると思わず微笑んでしまうアユミの絵の魅力。日本のアニメや、浮世絵から影響を受けたという動物たちは、独特の魅力がある。また可愛いだけじゃなく、取手のもちやすさ、口当たりの良さ、そして使いやすさもその人気の大きな理由である。

アユミ・ホリエ作 あBCのカップ
手作りの器を使いながら子供達が楽しんでアルファベットを勉強できたらいいという思いから 
掛け算表やひらがなのカップもアユミはよく作る

またアユミはただの陶芸家じゃなく、アクティビストでもある。

私がアユミと知り合ったきっかけは、東日本大震災の被災者支援の チャリティーオークション、ハンドメイドフォージャパンを一緒に開催したことだった。寝る間も惜しんで、被災した日本の人を助けたいという一心で活動する彼女と力を合わせたオークションは大成功に終わり、一千万円を超える義援金を集めて被災地に送ることができた。

東日本大震災の被災者支援のチャリティーオークション、ハンドメイドフォージャパンのために作業をするアユミホリエ(写真提供 アユミホリエ)

そんなアユミが陶芸家になったきっかけは「大学を卒業してからシアトルの新聞社で写真家として勤め始めた頃は、普段は入れない場所に入って特別な人とあえることがうれしかった。でも時間が経つにつれて、自分は生活を外から眺めることより、中に入って参加したいと思った」から。

「人間は常に仕事をしているわけではなく、じつは人生の大半を眠ったり、ご飯を作って食べたりして過ごしている。台所や暮らしの中で使う器を作る陶芸家は、そんな人々の生活にユニークな関わりや影響をもつことができる。日々の生活の一部となることはとても名誉なこと」だという。

あゆみの自宅スタジオとカップたち
写真提供アユミ・ホリエ

作陶がいろいろな技能を必要とすることや、「粘土という媒体が自分になじんだのも魅力だった」という彼女にとって、今一番難しいのは仕事と生活のバランスを取ること。「作陶は心身共に激しく関わる仕事なので作業を終えたら頭と体を解き放つことが難しい」のだ。

アユミの作品は、ほとんど彼女のウェブサイトからしか手に入れることができない。プロモーション、ニュースレター、人気ブログなどへの告知やコンテンツ作成もすべて彼女が一人でやっている。あゆみが開催するワークショップは、作品の作り方だけではなく、作品の売り方のノウハウなどのクラスもあり、大変な人気だ。

ゆえに多くのファンはインスタグラムでアユミが作陶している様子やスタジオでの出来事の写真を見ながら、年に数回のこのイベントを待ち構えている。

アユミ・ホリエ略歴

マウント・ホリヨーク大学を卒業後、ニューヨーク州立アルフレッド大学で陶芸を学び、ワシントン大学で美術学修士を取得。インターネット とソーシャルメディアの力を効果的に使って作品を販売しながら作陶を続けていくビジネスフォーマットをアメリカで初めて成功させた陶芸家といわれる。ヘイスタックマウンテンスクール、グリニッジハウス、ペンランドスクール、ピーターズバレー、アローモント校、ノーザンクレイ·センターなどで陶芸家のためのインターネットビジネス講習会なども行っている。アーチーブレイ財団ディレクター。

アユミ・ホリエ公式ウェブサイトー>

ともだちトート:Studio KotoKoto X Ayumi Horieコラボレーション 2014

By:
Ai Kanazawa
2014年11月7日トートバッグ アユミ・ホリエ

アメリカでデザインして日本で作ったともだちトート

えんとてんの前身、Studio KotoKotoの2周年を記念して、日米合作でうまれたトートバッグ。メイン州で活動する陶芸家のアユミホリエがデザインしました。

ともだちトート 赤&シルバー

アメリカで熱狂的なファンがいるアユミのかわいい動物たちが描かれた作品は、年に数回のオンライン販売では30分ほどで100点以上完売してしまうほど大人気です。そんな彼女がともだちトートのために描いてくれたのは、仲良しのうさぎとヒキガエルが牡丹の夢と息を分かち合っている姿。日米のフォークアートと漫画に影響を受けたというアユミのユーモラスな説明によると「うさぎもかえるも跳ねるでしょ、だからともだちなの。ともだちは似てるところがあるから」とのこと。

ともだちトート 青&シルバー (写真提供アユミホリエ)

トートの形や手紐の長さは、使い心地と耐久性にこだわりました。スーパーでのお買い物で汚れても洗濯機で丸洗いができる丈夫なトートバッグです。
底は円型で、沢山お買い物をした時はバケツ型に、肩から掛けた時は体にフィットするシルエットになっています。内側のポケットには貴重品や携帯などが収納でき、バッグのくちがひらかないように片手で外せる留め金付きです。

片手で外しやすいバック口の留め金

帆布:尾道帆布

日本でトートを作るからには材料も日本で作られている帆布を探そう!と本州を北から南まで探した結果、尾道の帆布屋さんを探し出しました。

尾道帆布 糸を縒る機械

広島県にある株式会社尾道帆布は今年で創業80年になる帆布工場です。1900年代初期の瀬戸内海は、石炭を九州から大阪に輸送するためにたくさんの帆掛け船が行き来していました。尾道帆布は5年に一度ほど新調しなければならないその帆掛け舟の帆を提供する会社として始まりました。

尾道帆布のシャトル織機

その後、船の動力は帆からエンジンに変わりましたが、戦後の日本では田舎で採れた農産物を都市部へ運ぶトラックのカバーとして、帆布は沢山の需要がありました。通気性があって水を吸収する自然素材は農産物輸送に最適だったのです。

尾道帆布の社長高橋さんと息子さん

1960年代になると帆布は化学繊維に押されて下火になります。社長の高橋さんのお話では、当時と比べて生産規模は大分小さくなり、現在は5人の従業員で営業されているそうです。

今回、尾道帆布さんを訪れる事ができて大変光栄でした。尾道の町には工房尾道帆布というお店があって、地元のNPO法人の方達が素敵なバッグを作って販売しています。自然素材がもっと見直されて、これからも尾道のシンボルとして尾道帆布さんには営業を続けていって欲しいと願っています。

制作:小薮工芸

小薮工芸さんは愛知県知多半島に拠点を置く、ちいさな鞄工場です。日本で売られているほとんどの鞄が外国製という厳しい環境の中、小薮工芸はその高度な技術によって現在も国内外で頼られている職人一家です。

小薮工芸で作業する小藪さん (写真撮影タナカトシノリ)

ともだちトートを試作している段階で、一番の問題となったのが手紐の複雑なステッチでした。厚手の帆布トートには通常白い糸で目立たないようにステッチを入れるのですが、あえて色のついた糸を使って複雑な縫い目があるデザインなので、小薮工芸さんの技術があってこそ完成したともだちトートバッグでした。

丈夫な帆布に複雑なステッチをほどこす小薮工芸さんの技術 (写真撮影 タナカトシノリ)

現社長の小藪さんは先代のお父様が故郷を離れて東京で設立した鞄工場を引き継いだ際、家族の故郷である美しい知多半島に工場を戻したそうです。故郷に帰る事は育ち盛りの家族にとって理想的な決断だったでしょうし、現在は地元の熟練した多くの女性たちに仕事を提供する場所としても大事な役割を果たされています。

職人さんの技術は地域の活性化にも貢献しています (写真撮影タナカトシノリ)

初めての日米合作プロジェクト、ともだちトートの制作を通じて、物作りが繋げて行く伝統の大切さを再確認できました。様々な場所や物が均質的になっている現代でも、少数の人の持つ特別な技術によって地域のアイデンティティーや結束が強くなるということもです。

出来上がったともだちトートからフォークアートや漫画の伝統、寒さや雨にも負けず瀬戸内海を旅した帆掛け船の精神や、代々受け継がれる美しく丈夫な物を作るための知識を感じてもらえることを願っています。

ともだちトートと自転車
  • お問い合わせ
  • 特定商取引法に基づく表記
  • オンラインショップの利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 注文のキャンセル、破損、返品、交換について

ニュースレターを購読する

 

カリフォルニア本店はこちら

日本の手仕事について自然な英語で発信してみませんか?えんとてんではウェブサイトなどの和文英訳のお手伝いをしています。ぜひhello@entoten.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Copyright © 2019 えんとてんジャパン

イベント情報をニューズレターでお届けします こちらからご登録ください